彼女は、私の子供です。もちろん実の子ではなく、
就学支援をしている里子です。名前はヘニーローズ。
彼女が住んでいるのは、フィリピン・ネグロス島です。
私が里親になったのは、日刊工業新聞社が
サポートしてくれている異業種交流会、「浪漫の会」の
会長をしていた頃、講師に辻野ナオミさんをお迎え
したことがきっかけです。
辻野さんはフィリピーナで、ネグロス島出身。日本に
嫁いできて、現在、宝塚に住んでおられます。故郷の
ネグロスでは、貧しさのため教育が受けれない子が
多いことを嘆き、独力で島の子供たちの就学支援に
取り組んでこられました。
NEHAは正式名称を「ネグロス教育里親運動」
といい、既に20年の実績があり、毎年1000人以上の子供たちの
教育支援を行なっています。
里子の支援は小学生なら年間15,000円、
中学生なら23,000円、大学生なら63,000円です。
わずかこれだけで彼女たちは教育を受けることができ、
そのことによって人生を変えていくことができるのです。
私の初めての里子は、アイネです。
小学3年生の時から支援し、今年短大を卒業して
現在は働いています。
最初はたどたどしい文字でしたが、短大ともなると
文字も見違えるぐらい達筆になりました。
NEHAでは、年に1度里子訪問のツアーが
あるのですが、仕事や父・弟の看病や受験や
ロースクールでの授業やらで、結局一度も
行けずじまいです。
アイネにはまだ1度も会えていませんが、
きっと素敵な女性に成長したことでしょう。
ロースクールを修了したら、今度こそ里子訪問を
したいと思っています。その時には必ず大人に
なったアイネと、今、勉強と親の手伝いを頑張っている
へニーローズに会いたいと思っています。
ワア!やっとお外に出してもらえるのニャ。
ゴロニャン
ゴロニャン
ああのびのび。
む?不審者か?
よし!見張りをするのニャ。ぼくは番犬ならぬ番ネコなのニャ!
Please leave a comment.