正月の旅行は寒いところに行くのは嫌なので、赤道付近か南半球が
多くなりますが、既に行ったところも多く、今回はなかなか行き先が
決まりませんでした。
「ペルーにしようか?」
「20時間以上も飛行機に乗ってるのはイヤや。タヒチぐらいやったら
いいけど」
「タヒチの海でボーっとしてたら、勉強せなあかんという強迫観念に
かられるからイヤや。なんの気分転換にもなれへん。タヒチだけじゃなく、
イースター島まで行くんやったらええけど」
「モアイ以外なんにもないやんか」
「ほんだらマダガスカルは?」 記事を読む
タスマニア
またまた蟹ツアー
毎年行っている蟹ツアーに、今年も鳥取県浦富海岸に
行ってきました。
鳥取までの道中、昨年見つけた勝山のひな祭があまり
にも素晴らしかったので、寄り道をして今年も見に
行きました。 記事を読む
鹿児島視察
私は法科大学院入学前に日刊工業新聞社がバックアップしていた
異業種交流会の会長をしていたこともあり、よく日刊工業新聞社
主催の視察に誘われます。在学中はご無沙汰しておりましたが、
今年は鹿児島の視察。先輩女性経営者が出身地出水市で新設した
セミナーハウスにも寄るというので、
セミナーハウス「なごみ亭」
久しぶりに視察旅行に参加しました。 記事を読む
能美島と尾道
夏の思い出、第2弾。
8月の終わりに、昨年も行った能美島(自衛隊の駐屯地が
ある江田島の名前のほうが有名ですが)の友人の実家に、
今年も行ってきました。
昨年と同様、しまなみ街道を渡り、
因島大橋
一路、能美島へ。
クラゲがこないか心配しながらも、透明度の高い瀬戸内海
の海で、今年初の海水浴。 記事を読む
スペイン旅行
あれやこれやしている間に、とっくに夏も過ぎそろ
そろ紅葉の季節になってきました。この仕事が一段落
したら、この勉強を一通り終えたらと思っているうち
に、ブログをまったく更新できずになっているのに気
がつきました。
少し時期外れですが、この夏の思い出をいくつかご
紹介いたします。
まずは…
スペインに行ってきました。
13時間のフライトの後、夜遅くマドリッドに到着。
荷物をとく間もなく街に繰り出す。 記事を読む
熊本研修
去年の秋に続いて、またまた自衛隊ネタです。
親しくさせていただいている奈良県防衛協会のお誘いで、
西部方面総監部の視察と、CH47の体験搭乗に行って
きました。
陸上自衛隊西部方面総監部は熊本市の健軍駐屯地に
あります。
まずは西部方面総監や幕僚長たちと会食、引き続き
東日本大震災での西部方面隊の活動報告のブリーフィング
を受けて、
隊員と同じ食事をいただく
西部方面音楽隊の歓迎演奏。
技術的にはかなりハイレベルで、ちょっと感動もの
その後、高遊原分屯地に移動して、いよいよ大型ヘリコプター
CH47に体験搭乗。ハリウッド映画の戦争もので、戦地に向かう
兵士達をよく乗せているアレです。
内部はこんな感じ。
音がうるさいので、ヘッドホンを。
いよいよ離陸。
コックピットの様子。
安定飛行に入ると、シートベルトを外して歩き回っても大丈夫。
上空から九州新幹線操車場を望む。
熊本城上空。
小一時間ほどの飛行が終わり、着陸体勢へ。
この日、高遊原分屯地には全機種が駐機。
ブラックホーク(多分、素人なのでよく分からないけれど…)
アパッチ(だと思う)
などもいました。
翌日は、第8師団内にある防衛資料館を見学後、
熊本城へ。
熊本城は、加藤清正が作った垂直の石垣が有名。
もうひとつ有名なのは、防衛上、玄関が地下にあること。
緊急時に避難できる隠し階段もある。
殿様が家臣を謁見する大広間の横には、
きらびやかな昭君之間がある。
加藤清正が使えるレベルの部屋ではなく、おそらく秀吉を招こうとした
のではないかといわれている。
大阪から秀吉の使いで来たと言ったら、「ハハーッ」と答えてくれた。
熊本-博多間は、もちろん初めての九州新幹線さくらに乗る。
いつも素通りする熊本だけれども、列車を降りてじっくり歩くと、
なかなか風情のある街でした。今度は細川邸や水前寺公園
にも立ち寄り、もう少しゆっくり街を散策したいと思わせる
いいところでした。
ごはんまだかニャー?
え?まだ?
では、お待ちいたしますニャ
そろそろ、もらえそう!マグロもあるかニャ?
やっともらえたのニャ。
ごはんの前にはちゃんと「お手」だってするのニャ。
久しぶりのピクニック
東日本大震災が起こり、自粛していたわけではないけれども、
その衝撃で、あまり出かける気にもならず、ずっと事務所で
仕事をしているか、自宅にこもり勉強しているかでした
(とはいえ、飲むのはたまには飲んでいました)。
しかし、5月の陽気に誘われて、そろそろ少し遠出も
したくなってきました。
とはいえ、近辺ではあらゆるところに
行き尽くしてしまって、どこに行きたいということもなく、
いざとなれば、さてどこに行こうかと迷ってしまいます。
とりあえず、空いてそうな西名阪を東にひた走り、
伊賀上野あたりから、なんとなく緑深いところへ。
森林浴を楽しみながら、
途中、八重桜や
山桜も見て、
今年は花見をする気にもなれなかったので、
ここでしっかり今年の桜を堪能。
そろそろ昼食時。
せっかくなのでどこか雰囲気のあるところと探していると、
165号線青山高原を津に向かって、下り終えた白山町。
垣内の交差点をUターンするように村の中に入っていくと、
垣内川という清流がありました。
花山橋という橋の奥は、車両は通行止めとなっていて、
旧初瀬街道があり、
車両は通行止め。徒歩のみ
その橋を渡ったところから川に下りていくと、
川面に出れて、おお、初めてきたのにすごいいいとこじゃん!
ここで昼食。
手作りのお弁当を食べました。
食後、川のせせらぎを聞き、森林浴で思いっきりマイナスイオンを吸って、
春の夕暮れの伊賀の里をながめながら、久しぶりのピクニックでした。
ご無沙汰してますニャ。
ボクは元気です。
蟹ツアー
この時期、毎年、仲間たちと蟹ツアーに行きます。
仲間の一人の部下が脱サラして、浦富海岸で
ペンションを営んでいます。そこでその年の
最後の蟹を食べます。
蟹料理は刺身あり、蟹酢あり、焼き蟹あり、
甲羅焼きあり、しゃぶしゃぶありのフルコースで、
「これでもか!」というぐらい出てきます。
ここでの松葉蟹を食べれば、当分蟹は食べたくない
というくらいになります。
今回は、出発してまずは但東町のシルク温泉で朝風呂。
「シルク温泉」というだけあって、お肌がすべすべする温泉です。
このあたり、昨日、一昨日の雪が溶けずに残っています。
昼食は、出石で出石そば。
6人でこれだけ食べました。
出石の辰鼓楼
ついで、城崎温泉でまたもや入浴。
外湯の中では、露天風呂がある「鴻の湯」へ。
入浴後は、一路日本海側へ。
ニュースでは見たけれども、余部鉄橋がコンクリート橋に
なっていました。
昔の鉄橋の一部はまだかろうじて残っています。
9号線日本海岸沿いをひた走り、
日が暮れる。
浦富海岸ペンション「くるーず」に到着。早速宴会。
翌日は、まずはまたまた温泉。鹿野温泉で朝風呂。
はい、記念撮影。
ついで倉吉へ。趣のある町並みを散策。
里見八犬伝のモデルとなった里見家墓所がある大岳院へ。
お昼は、町屋で餅しゃぶ。お餅のしゃぶしゃぶなんて
初めて。結構美味しかった。
昼食後は、伝統的建造物群保存地区の赤瓦・白壁土蔵群を見学。
赤瓦の町並み。
白壁土蔵の町並み。
赤瓦のコーヒーショップで、ちょっと休憩。
自分でコーヒー豆を石臼でひきます。
このカフェ、先日、韓国ドラマ「アテナ」の撮影で、
チョン・ウソン氏の控え室に使われたとのこと。
チョン・ウソン氏のサイン
ちなみに、チョン・ウソンって、こんな人。
こちらは佐渡ヶ嶽親方(琴桜)の銅像。
倉吉で十分遊んだ後、真庭へ。お目当ては、勝山の御前酒蔵の西蔵での御膳。
蒜山あたりでは、とても雪深い。とても3月とは思えない。
道中ついつい温泉に惹かれ、足(たる)温泉で入浴。
足温泉は湯原温泉郷のひとつで、湯治場として
親しまれています。
すみません、写真撮ったはずなのに、ありませんでしたm(_ _)m
やっと真庭市勝山の西蔵に到着。
ところが、勝山のひな祭り期間中のため、入店できず。(T_T)
まだひな祭り期間中だとはまったく気づかずに行ったのですが、
西蔵に入店できなかったことが幸か不幸か、おかげで有名な
勝山のひな祭りをゆっくり見学することができました。
保存地区である勝山の町並み
勝山のひな祭りは、町おこしのため街道沿いの160軒のお家が
それぞれの玄関先に所蔵のお雛さまを展示するものです。
古いものは幕末や明治初期のものもあります。
明治初期のもの。後ろの内がけはビーズの縫いとりがされています。
ここは石屋さんのお家で、もうしまおうと思っておられたのに、
私たちが行くと駐車場前のお店から連絡が入ったらしく、
開けて待ってくださっていました。
その他のお家でも、たくさんの雛人形が見れました。
昭和10年頃のお内裏さま
このお家は、いくつものお雛さまを飾っておられました
ここのお家は、造り醤油を以前は営んでおられ、
玄関を入るとレンガじきの土間にトロッコのレールが
走っていました。
今年のポスターになった六歌仙や、
2005年のポスターになったお雛さま
を所蔵されています。
その他、こんな可愛いお雛さまも・・・
ちょっと変わった押雛
塀には花いかだが・・・。
温泉三昧と堪能するほどの蟹料理、趣きある町並みの見学、
そして思いもかけないひな祭りの見学もさせていただき、
とっても有意義な小旅行でした。
ボクはまた留守番なのニャ。
すねるゾ!
寂しいニャア。
おかあしゃんはまだかニャア。
でも、だんだん眠くなってきたのニャア。
ZZZZ…
明日香
歴女のはしりであった私は、古代史が好きで、
特に蘇我馬子の頃から長屋王のあたりまで、
つまり6世紀から8世紀までの日本史に、一時凝っていました。
そのため、明日香には毎週ほど通った時期があります。
明日香は晩秋のころがだんぜんお勧め!
法科大学院在学中はままならなかった明日香行き。
先日、久方ぶりに行ってきました。
観光客が必ず訪れる飛鳥寺もいいけれど
飛鳥大仏
(1989年撮影)
人があまり行かない私の明日香お勧めスポットをご紹介します。
山田寺跡
蘇我石川麻呂が建立した寺で、25年ほど前に回廊跡が発掘されました。
現在は埋め戻され何もない風景ですが、奇妙に落ち着く明日香の穴場スポットです。
山田寺跡の周りのこの里山の風景が、遺伝子に懐かしさを呼び起こします。
明日香の田園風景が「日本の心」といわれる所以でしょう。
飛鳥川
「飛鳥川、瀬々の玉藻のうちなびき…」万葉集に詠われた飛鳥川。
橋を渡らず無理やり横断。
結構清流が戻ってきています。
伝小墾田宮
推古天皇が築いたという宮。今はこの木のみが目印。
1メートルも掘ればいっぱい出てくるんだろうなぁ。
以前訪ねた時は、民家の中に残っている井戸跡を無理にお願いして
見せていただきました。
水落遺跡
天智天皇が作ったといわれる日本最古の時計の跡のある遺跡
当時はこのような建物でした。
隣は迎賓館跡といわれる石神遺跡
12月3日付の新聞で、水落遺跡から水を流す木製パイプが
発見される。隣の石神遺跡まで伸びている可能性が高いとのこと。
私がよく通っていた頃は、小学校の敷地を突っ切って裏の側溝を
横歩きしていかないとたどり着かなかったのですが、今は学校も
廃校になり、産直野菜の販売所になっています。
この中で先日、修復のためはがされたキトラ古墳の壁画のレプリカが展示されています。
西の守り神、白虎
北の守り神、玄武
南の守り神、朱雀
東の守り神、青龍
甘樫の丘
入り口の銀杏の黄葉が素晴らしい。
中腹でお弁当
落ち葉が絨毯のよう。
入鹿の屋敷はこのへんに建てられていたのだろうか・・・?
日本書紀では入鹿の館は飛鳥寺を見下ろしていたとの
記載があるので、この中腹ではちょっと低いかな?
甘樫の丘から飛鳥寺
甘樫の丘から望む大和三山
畝傍山
耳成山
香具山
亀形石造物
平成12年に発掘された湧水施設。
日本書紀に斉明天皇が作ったと言われる
「たわぶれの石垣」とはこれらのことなのかな?
亀形石造物は私が明日香に
通いつめていたころはまだ発掘されていず、当時はその近くの酒船石がお気に入りだった。
(1989年撮影)
伝飛鳥板蓋宮跡
皇極天皇の治世、ここで大化の改新が起こったといわれる。
鎌足に切られた入鹿の首が飛鳥寺横の首塚まで飛んだとされる。
鎌倉時代に作られた石塔。ここまで飛ぶわけないけど…
(1989年撮影)
伝飛鳥板蓋宮から眺める甘樫の丘
川原寺跡
(1989年撮影)
21年前の川原寺跡 今も当時もあまり変わらない。
秋の盛りにはコスモスがとても美しい
穴場スポット案内とはいえ、やっぱり石舞台は外せない。
石舞台は、雪が積もったときが素晴らしい。
21年前の石舞台。
服装や髪型がバブルっぽい。
1400年も存在していたのだから、20年ぐらいではどうってことないか。
変わらないのが明日香の魅力。
蘇我馬子屋敷跡
今は埋め戻されて駐車場に。発掘当時通ったものだ。
奥明日香に関西大学飛鳥文化研究所発見!
今まで気づかなかったが、母校となればやはり目につく。
明日香は犬飼孝さんや地域住民の努力で、日本の原風景がよく保存されている。
棚田の保存のため、私も一坪農園主になっていました。
藁を燃やす里山の夕方の風景も懐かしい。
ムム、箱があるぞ!
ちょっと入ってみるのニャ。
なかなかいいぞ。
落ち着くなぁ。
出るのはいやだニャ。
ぼくがご進物になろうかニャ。
てなこと言ってるうちに眠くなってきたニャア。
トルコにも行ってきました
イギリス、ブレア首相への爆弾攻撃未遂事件
で渡航禁止になったり、リーマンショックで日
本経済が底冷えしているのに10日間も遊んで
るどころではない、てなことで2回も計画して
は、潰れてきたトルコ行き。この度、やっと実
現しました。
まずは奇岩で有名なカッパドキアへ。
ギョレメ野外博物館
きのこ岩
オルタヒサ-ル
カイマルクの地下都市
朝には気球がいっぱい飛ぶ
洞窟ホテルにも泊まりました。
隊商宿のキャラバン・サライ
セルジュク朝の首都であり無形世界遺産の旋回舞踏で
有名なコンヤに立ち寄り
イスラム神秘主義の創始者、メブラーナ博物館
世界遺産に登録されている石灰棚、バムッカレへ。
石灰棚のところどころに温泉水がたまっている
クレオパトラも入ったという温泉につかり、
エフェスの遺跡へ。
古代の公衆トイレです
ケルスス図書館
ここでクレオパトラの妹のミイラが発見される。
エーゲ海クルーズを楽しみ
エーゲ海の海の色は濃い
トルコ第3の都市、イズミールの労働者の街
昼間からブラブラしている青年
失業率は非常に高い
ベルガマ遺跡へ
アクロポリス
そしてトロイ遺跡へ
第6期南門と城壁
シュリーマンの発掘現場
トロイの遺跡にある木馬
ちょっと笑っちゃう!
こちらが映画で使われたトロイの木馬のセット
ブラッド・ピットが入った木馬
チャナッカレ市内
本物のトルコ風呂(ハマム)
そして”緑”のブルサへ
イェシル・ジャーミー礼拝
礼拝前に体を清める
装飾がシンプルで素晴らしい
このエリアでは礼拝をしないというキリスト教徒の地主との
約束のため、噴水が設けられている
イェシル・テュルベ
ターコイズブルーに輝く廟が美しい
フェリーに乗り、マルマラ海を渡り、イスタンブールへ。
ついでボスポラス海峡を渡って、アジア側からヨーロッパ側へ
ボスポラス海峡クルーズを楽しんだ後は、
世界最短の電車、テュネルに乗って
旧市街を散策。
アガサ・クリスティが定宿としたホテル
ロープウェイに乗ってピエール・ロティへ。
ピエール・ロティの丘の上から金角湾を眺めて、
ブルーモスクと
アヤソフィアへ
オスマン朝時代に漆喰で消された2階のモザイク画
そして、トプカプ宮殿へ。
ハーレム内部
トプカプ宮殿から見たボスポラス海峡
最後はグランドバザールで買い物。
途中、トルコの美しい夕日をながめたり、
ナザール・ボンジュ(エーゲ海発祥の紀元前から伝わる魔よけのお守り)
の木にびっくりしたり、
ベリーダンスを楽しんだり・・・。
よう遊んだなぁ!!フゥ。
明治時代、串本沖で沈没したトルコ軍艦の生き残った乗組員
を手厚く看護した串本漁民の恩を忘れず、今も学校教育で教え
ているトルコでは、皆とても親日的。自然世界遺産あり、歴史
的遺跡あり、トルコはとてもいい国でした。
お母しゃんがお留守なので、寂しいニャン。
それに退屈だし、ゴミ箱にでも入ってみよう
ニャン。
おっとおっと、はまってしまうジョ。
ヨッコラショ。
ヨッコラショ。
フウ、なんとか起きれた!
お母しゃん、帰ってこないのかなぁ。
エエイ!ここで待っとこう。