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余命わずかの弟のために | 秘密のあっ子ちゃん(14)

これは平成6年より大阪新聞紙上にて連載していた「秘密のあっ子ちゃん」に掲載されたエピソードより抜粋したものです。なお、登場人物は全て仮名で、ご本人の許可を得ております。
その日、かかってきた電話の声の主は中年の女性でした。当社のことを知人に聞いて電話しているという彼女は、「急いで探偵さんに調べてほしいことがあるので、今からそちらに行きます」と、慌ただしく言って電話を切ったのでした。 記事を読む