財団法人奈良の鹿愛護会の役員をしている知人の要請を受けて
愛護会に寄付をしたら、鹿の角切りに招待されました。
秋晴れの下、高校の同級生達と見学に行ってきました。
会場の鹿苑へ。
小一時間ほど並んで、やっと入場。
結構な人手で、ちょっとびっくり
鹿の角帽子を被った職員がお出迎え。
中学・高校・大学と奈良にいたのに、鹿苑に入るのは初めて。
いざ!3頭の雄鹿が入場。
勢子に追われて逃げ回る鹿達。
それを勢子達が追い詰める。
結構なスピードで走り回る鹿。しまいには恐れおののいて
勢子たちの上をジャンプ!
ついに、勢子が投げた十字の投げ縄が角にかかり、
木を支柱に手繰り寄せられ、
取り押さえられる。
烏帽子姿の神官が口に水を含ませて鹿を落ち着かせ、
角を一気に切り落とす
鹿の角は春から生え出します。角が若い間は(袋角といって、
せんとくんの角はこれ)血管が通っていて痛いらしいが、秋に
なって猛々しい角になってくると血管はなくなり、繁殖期に
雌を獲得するための攻防の道具となる。そして、冬には自然に
取れ落ちるとのことで、このようにノコギリで切られても
まったく痛くないらしい。
押さえつけられてから切り落とされるまで、ものの5分もかか
らず、スペインの闘牛のように何回も刀で刺しいたぶりながら
弱らせていって最後にとどめをさすのと違って、全然残酷じゃない。見ていて安心!!
切り落とされた鹿たちは、元気に鹿苑内の自分達の寝床方向に
戻っていく。
私達は、奈良高校出身なので、全員奈良で過ごしたのに、同級生達も
角切りは見るのが初めてとのこと。結構見ごたえがあって、
みんな大喜び!
角切りが終了後、
飛火野でピクニック。
秋の日差しの下、豪華弁当で、プチ同窓会が盛り上がる
その後、腹ごなしに、久しぶりに東大寺を散策。
今回の写真は、すべて彼女の提供。
高篠さん、ありがとう。
二月堂の土塀の道
毎年この季節、気のおけない同級生が集まり、バーベキュー
でプチ同窓会をするのですが、今年は珍しい伝統行事見学と
ピクニックで、さわやかな秋の一日を堪能しました。
お部屋中を見渡せるところにのぼってみたけれど、
だんだん眠くなってきたのニャ…
ZZz…
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