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神戸の「おばちゃま」と震災(2) | 秘密のあっ子ちゃん(80)

これは平成6年より大阪新聞紙上にて連載していた「秘密のあっ子ちゃん」に掲載されたエピソードより抜粋したものです。なお、登場人物は全て仮名で、ご本人の許可を得ております。

母が亡くなり姉が嫁ぐと、依頼人(51才)が憧れの神戸の「おばちゃま」の家へ遊びに行く機会もすっかりなくなってしまいました。 記事を読む

神戸の「おばちゃま」と震災(1) | 秘密のあっ子ちゃん(79)

これは平成6年より大阪新聞紙上にて連載していた「秘密のあっ子ちゃん」に掲載されたエピソードより抜粋したものです。なお、登場人物は全て仮名で、ご本人の許可を得ております。

今回の人探しの調査のご依頼人様は現在五十一才で、幼い頃、母によく連れられて関西の親類の家に遊びに出かけていました。その親戚宅というのは、妻の方が母の従姉妹に当たり、二人は小さい頃から姉妹のように仲が良かったこともあり、お互いに嫁いだ後も行き来していたのでした。 記事を読む

板前修業を支えてくれた人(2) | 秘密のあっ子ちゃん(78)

これは平成6年より大阪新聞紙上にて連載していた「秘密のあっ子ちゃん」に掲載されたエピソードより抜粋したものです。なお、登場人物は全て仮名で、ご本人の許可を得ております。

彼女が再婚して九州へ帰った後も、依頼人とはしばらくは手紙のやりとりをしていました。しかし、それも間が空くようになり、いつしか途絶えていきました。 それから何年かの月日が流れ、 記事を読む

板前修業を支えてくれた人(1) | 秘密のあっ子ちゃん(77)

これは平成6年より大阪新聞紙上にて連載していた「秘密のあっ子ちゃん」に掲載されたエピソードより抜粋したものです。なお、登場人物は全て仮名で、ご本人の許可を得ております。

 三十年前、ちょうど二十才だった依頼人は北陸で板前の修行をしていました。 彼は九州の出身で、八人兄弟の下から三番目でした。父は炭鉱で働いていましたが、それも廃鉱となり、家は決して裕福ではありませんでした。 記事を読む

中学時代の友人(2) | 秘密のあっ子ちゃん(76)

これは平成6年より大阪新聞紙上にて連載していた「秘密のあっ子ちゃん」に掲載されたエピソードより抜粋したものです。なお、登場人物は全て仮名で、ご本人の許可を得ております。

彼(61歳)も既に還暦を迎え、その年齢になると若かりし頃のことが懐かしく思い出されてきます。それにつけても山本君はどうしているのだろうと思うのでした。 記事を読む